SWOT分析


②強み(S)と弱み(W)を整理する

次に、自社の強み(S)と弱み(W)を整理します。自社の有形・無形の経営資源―例えば商品力、コスト体質、販売力、技術力、評判やブランド、財務、人材、意思決定力などを検討し、それらが競合他社より優れているか、劣っているかで分類して導いていきます。
整理する項目例としては、以下が代表的なものです。(図2参照)

【主な項目】

・販売量、売上高、利益率

・親会社、子会社、グループ企業

・優良顧客、固定顧客

・固有技術、先進技術、特許

・経営者、人材、企業文化

・グローバル度合い

・情報技術、情報システム

・イメージ、ブランド

・既得権益、しがらみ

・ローコストオペレーション

・独自のビジネスモデル

・独自のバリューチェーン

・商品ラインナップ

③機会(O)と脅威(T)に対して、強み(S)を活かし、弱み(W)を克服する方法を考える

①と②で整理した自社の「強み」「弱み」、自社を取り巻く環境の「機会」「脅威」の4つを組み合わせて分析します。これにより、自社の強みを活かして、新たに生まれる事業機会はどんなものなのか、また、予想される今後起きうる脅威を回避するためにすべきことは何なのか、一方、自社の弱みで事業機会を取りこぼさないための対策は何か、などを見つけることが可能になります。その際に、できるだけ多くの事実を組み合わせて、考察をすることが重要です。このように、単に、SWOTの箱を埋めるだけではなく、事実を組み合わせてみることで初めて、考察が生まれます。(図3参照)