ネーミング

ネーミングの良し悪しはそれ単独では決まりません。マーケティングを構成する他のコンセプトとの整合性が重要です。例えば中高年男性をターゲットにする場合と女子高生をターゲットにする場合では、適切なネーミングが変わってくることが容易に想像できます。また「Product(製品)」以外の3つのPとの整合も検討する必要があります。どんな価格帯の商品なのか、どの流通チャネルに流すのか、どんなテレビコマーシャルをやる予定なのかなどと照らし合わせ、最適なネーミングを選択しましょう。

良いネーミングをするためのコツを述べてきましたが、悪いネーミングにならないために考慮すべき点もあります。

まず、自分が名付けたネーミングの発音が、別のネガティブな事柄を意味しないかをチェックします。特に地方の方言などが要注意です。また海外で発売する商品であれば、その国の言語でのとらえられ方に留意しましょう。

もう1つの留意点は商標登録です。素晴らしい名前を考えついたとしても、それが既に競合企業に商標登録されていれば使用することは出来ません。もちろん意図的に他社の商標を侵害するケースは希ですが、それに気付かずにネーミングしてしまい、後から競合に訴えられるリスクには十分注意しましょう。

ちなみに上記で述べたネーミングのコツは商品やサービスの名前をつける場合以外にも応用可能です。社名、組織名、社内イベント名、新人事制度名などにも適用してみましょう。