ロジックツリーとは、下図の通り、さまざまな事象やその原因などを「モレなく、ダブりなく」分解して、ツリー状に整理する方法であり、「ロジカルシンキング」の基本中の基本です。
ロジックツリーを活用すると、「スピーディに物事を考えることができる」「見落としがなくなる」「第三者へ説明がしやすくなる」などのメリットがあります。具体的な例を参考にしながら説明をします。
ロジックツリーを作る際に気をつけるべきポイントはいくつかありますが、ここでは特に重要な留意点を3点挙げます。
まず、なぜロジックツリーという方法を用いて、物事を考えようとしているのか常に意識しなくてはなりません。当たり前のことですが、「考える」こと自体は目的ではなく手段です。つまり、今後、自分たちが何を行うべきか判断がつく程度の粗さがあるロジックツリーで構わないのです。
精緻な論理構造を作ること自体に熱中し過ぎないよう心がけるとともに、他人の論理構成についても重箱の隅をつつくような指摘は意味がないため、慎みましょう。
次に、ロジックツリーがMECE(ミーシー、Mutually Exclusive and Collectively Exhaustiveの略)であることを挙げられます。MECEとは、「モレなく、ダブりなく」ということです。 例えば、「利益をあげる」ための方策に見落とし(=モレ)があっては第三者へ説明する際に説得力を欠きますし、ダブりがあっても聞き手は話を整理できずに混乱してしまいます。このような状態を避けるためにもロジックツリーがMECEであることはとても大切です。
3点目は、ロジックツリーには、正解がないということです。その目的に合わせて最適なツリーを作ることが大切であり、精緻なツリーを作ること自体が目的になっては意味がありません。ロジックツリーは利用用途に応じて以下の3パターンに分類できます。なぜツリーを書くのかを意識しながら、日々の業務のなかで活用してみてください。
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